いつもマエダをご愛顧いただいておりますお客様より、お写真を頂戴しました。
昨年の冬の初めごろ、京都に行ってこられたそうです。上の写真は「天橋立」です。
天橋立(京都府宮津市)
京都府北部、日本海の宮津湾にある『天橋立』は、陸奥の『松島』・安芸の『宮島』とともに、日本三景とされている特別名勝のひとつです。幅は約20~170m・全長約3.6kmの砂州に約6,700本もの松が生い茂る珍しい地形で、何千年もの歳月をかけて自然がつくりだした神秘の造形です。
宮津湾から阿蘇海を切り取るように延びる天橋立は、その姿を古くから龍が天に昇る様子に例えられてきました。文珠山山上にあり、天橋立を南側から一望できる展望所「天橋立ビューランド」からの眺めは、天橋立が天に舞う龍のように見えることから「飛龍観」と呼ばれています。
天橋立ビューランド
こちらのお写真は「伊根の舟屋」です。
伊根の舟屋(京都府与謝郡伊根町)
伊根の代名詞といえばやっぱり「伊根の舟屋」。家々がまるで海に浮かんでいるようにも見えます。伊根湾の沿岸にはこのような「舟屋」と呼ばれる建屋が約230軒、軒を連ねています。舟屋とは、もともと船を海から引き上げて、風雨や虫から守るために建てられた施設です。昔は漁で木造船を使用していたため、それを乾かす必要がありました。船を収納する一階に対して、二階は網の干し場や漁具置き場として使われていました。
今では船の材質も木造ではなくなったため、大型の船などは引き上げずに、舟屋の前に係留している家がよく見られます。船を収納する必要がなくなった舟屋は、空いた一階を魚を料理する際に使ったり、洗濯物を干したりと、海の暮らしの場として活用されています。
伊根の舟屋
伊根湾の入り口に浮かぶ島「青島」
こちらは、道の駅「京丹波味夢(あじむ)の里」の二宮金次郎像です。
お客様のコメント
京都縦貫道の丹波PAにある、道の駅「京丹波味夢の里」に立ち寄った際、懐かしい二宮金次郎の銅像を見つけました。こちらは2015年に建立されたそうです。二宮金次郎像は勤労・勤勉の象徴として小学校に設立されていることが多いですが、商売繁盛・農業振興の象徴でもあるそうです。
展望所から眺める天橋立の風景は壮大です。伊根の舟屋は「海とともに生きる町」の歴史を感じます。二宮金次郎像は、最近見なくなりましたので、とても懐かしいです。この度は素敵なお写真を本当にありがとうございます。
(株式会社マエダ・スタッフ一同)