2022年12月、防災士を取得しました森山です。
突発的な発生の可能性がある地震から自分や家族の命を守るためには、日ごろから地震への備えを確実に実施しておくことがとても大切です。水や食料の備蓄の確認や家具の固定など、日ごろの地震への備えを再確認するとともに、テレビ、ラジオ、市からの正しい情報をいち早く入手できるようにご留意ください。
あわせて、ハザードマップを基に避難場所・避難経路の確認や家族との連絡手段などについて、改めて確認することも大切です。今回は、ハザードマップの確認方法をご紹介します。
ハザードマップとは
自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものです。
- 自分の住んでいる地域や会社周辺で台風、大雨、地震といった災害が起こったときに、どのような被害が予想されるか
- 災害時の避難場所や、災害ごとの避難経路はどうなっているのか
など、ハザードマップを確認することで事前に知ることができます。
ハザードマップでもしもの時、備えておきたいこと
事前に下記の項目を確認・把握しておけば、命を守ることにつながります。
- 自分の住んでいる地域や会社周辺の被害予想を確認する
- 災害時の避難場所や救急指定病院などを確認する
- 災害ごとの避難経路を確認する
- 職場・学校からの帰宅経路を確認する
- 自然災害リスクを把握することで、水災を補償する損害保険への加入など、事前対策を検討する
火災保険の水災補償では、「台風、暴風雨、豪雨等による洪水・融雪洪水・高潮・土砂崩れ・落石等の水による災害」が原因で、建物や家財が所定の損害を受けた場合に補償が受けられます。火災保険では、保険の対象を「建物のみ」、「家財のみ」、「建物と家財」の3つの中から選びますが、保険の対象をどのように選択するかによって、水災に遭ったときに補償される損害が異なります。
また、地震・津波・噴火によって自宅が損害を受けた場合は、通常の火災保険では補償されないため、地震保険に加入して万が一の災害に備える事も検討する必要があります。
ハザードマップの確認方法
パソコンやスマートフォンで確認する場合は下記の方法があります。
- 国土交通省の提供するハザードマップポータルサイト(https://disaportal.gsi.go.jp/)より
- 都道府県等の自治体のホームページより
- Web上で災害リスク情報や防災に役立つ情報を提供するサイトを活用
- スマートフォンの防災アプリなどを活用
あわせて、市区町村役場の窓口でもハザードマップの提供を行っています。ただ、自分の住んでいる地域や災害種別を選択して、素早く確認を行いたい場合は、パソコンやスマートフォンを利用するのが便利だと思います。
◆ハザードマップポータルサイトより「大阪府松原市柴垣」
◆松原市ホームページ・松原市総合防災ガイドマップ
大和川 詳細図4 (松原市 南東エリア)
Web上で地震の災害リスク情報を提供する「J-SHIS 地震ハザードステーション」
「J-SHIS 地震ハザードステーション」地震動予測地図データより
国土交通省「川の防災情報」
出典:国土交通省 川の防災情報ホームページ ”気象”×”水害・土砂災害” 情報マルチモニタ
(https://www.river.go.jp/)
(社長・森山)