6月号は『記名被保険者』についてご説明します!

自動車保険の契約の際、「記名被保険者」と「保険契約者」は同じ方の場合が多いですが、必ずしも同一である必要はありません。

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「記名被保険者」と「保険契約者」の違い

「記名被保険者」とは、契約自動車を主に運転する方のことです。

「保険契約者」とは、保険料を支払い、契約の主な権利をもつ方のことです。

通常は「保険契約者=記名被保険者」の場合が多いのですが、まだ娘さんが学生で通学に毎日使用する車の場合、契約者には親がなり保険料を支払い、記名被保険者が娘さんとなる場合があります。

 

記名被保険者の設定は、重要なポイントです

同一の契約条件でも、記名被保険者の年齢によって保険料が異なります。

自動車保険には年齢条件の他に、「記名被保険者の年齢区分」があります。

先日、自動車保険の更新で、76歳のお客様がご来店なされたのですが、お話を伺うと、最近は契約自動車を運転するのは月数回とのことで、主に運転される方は、46歳の同居の息子さんとのことでした。そのため契約者は変えずに、記名被保険者を息子さんに変更したところ、同一契約内容ですが保険料が安くなりました。

また、ノンフリート等級は、記名被保険者が配偶者、同居の親族間で等級を継承することが可能です。正しく記名被保険者を設定しておかないと、等級を継承できなくなる場合もあるため、記名被保険者の設定は重要なポイントです。詳細は、保険代理店や保険会社にご確認ください。
 
 

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