◆火災保険料の目安となる『火災保険参考純率』
参考純率とは、日本で唯一の料率算出団体である『損害保険料算出機構』が算出する純保険料率のことです。
参考純率は、各保険会社から報告された大量の保険データ(災害の被害とその規模、支払った保険金額)や、各種の外部データなどをもとに、火事や自然災害等が発生する可能性、その想定損害額などを導き出し、合理的な手法を用いて適切に算出されます。
損害保険料算出機構は、毎年度検証を行い、改定の必要があれば参考純率の改定の届出を行います。「参考純率の改定」をうけて各保険会社は、翌年の火災保険料の改定を行っています。
損害保険料算出機構は、毎年度検証を行い、改定の必要があれば参考純率の改定の届出を行います。「参考純率の改定」をうけて各保険会社は、翌年の火災保険料の改定を行っています。
2023年6月、損害保険料算出機構は「火災保険参考純率」の改定を発表しました。
各保険会社が翌年の火災保険料を算出する際の、大きな要因となります。
2018年は全国平均5.8%、
2019年4.9%、2021年10.7%、
そして今回は、全国平均13.0% の大幅な引上げとなりました。
2022年10月に、多数の保険会社が火災保険の改定をしたばかりですが、2024年も火災保険料が大幅にアップとなることが推測されます。
引上げの主な要因は「地球沸騰化」です。
火災よりも自然災害、とくに台風等による風災・水災の、支払いの大きさが原因となっています。
特に今回は、水災料率において契約者間の保険料負担率の公平化から、水災の地域リスクに応じて、5区分に細分化しました。
このため、特に台風等により水災が発生する地域ほど、保険料がアップすることが予想されます。まさに「地球沸騰化」の影響がここにも表れている訳です。
マエダでは、クルマに関する保険だけでなく、火災保険や医療・生命保険も取り扱っています。保険のことでご不明な点、不安に感じることなどありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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