こちらは2016年製、8年目のタイヤです。

一見、溝も残っていて、ひび割れも浅いように見えますが…

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溝の中のひび割れが、内部のワイヤーに達していました。

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タイヤ表面のごく浅いひび割れは、走行に支障はない程度と判断できますが、ひび割れがタイヤから深いところまで達している場合は要注意です。
写真のように、ひび割れがタイヤ内部に達した状態で使用すると、雨などが浸透し内部のワイヤーが錆びて傷んでしまいます。傷んで強度が下がった部分にさらに走行負荷が加わると、たわみが生じてバーストを引き起こす危険性が高まります。ひび割れがタイヤ内部に達している場合は、タイヤ交換が必要です。

夏の長時間運転や高速道路での走行は注意!

夏は路面温度が上昇し、タイヤも高温に晒されます。タイヤのゴムが硬化や疲労を引き起こし、タイヤの劣化が進みやすくなります。また、夏の長時間の運転や高速道路での走行は、タイヤを過熱し空気圧を増加させます。そのような不適切な圧力の状態で走行すると、タイヤの内部構造に負担がかかり、バーストする危険性が高まります。夏の猛暑はバーストが多発する大きな要因です。

タイヤがバーストしないようにするためには

タイヤの空気圧を適正に保つことと、タイヤにひび割れやキズがないか、日頃からよく確認することが重要です。車に乗る前、特に高速道路を走る前には必ず、タイヤにひび割れやキズがないかチェックをお願いします。タイヤの劣化状態など、もし判断に迷ってしまったら、マエダの「無料タイヤ診断・空気圧チェック」をご活用ください。

マエダのタイヤラウンジでは空気圧と合わせて、タイヤの状態もチェックいたします。タイヤの使用年数や走行距離、お客様の運転頻度も考慮しながら、交換時期の目安もご提案させていただきます。
タイヤのバーストは、大事故につながりかねない非常に危険なトラブルですが、適切な点検を行うことで防止できるトラブルでもあります。お客様が安心して走行できるようにマエダがお手伝いいたします。いつでもお気軽にご相談ください。